国史大系
wikipedia国史大系、wikipedia黒板勝美もご参照下さい。黒板勝美も優秀な学者さんだと思います。
黒板勝美の簡単な略歴。
1874年明治7年生まれ、1946年昭和21年死去。長崎県彼杵郡下波佐見村生まれ。 ※彼杵(そのぎ)※波佐見(はさみ)
専門家でもない私がごちゃごちゃ言うのはあれなんですが・・・ (^_^;) ごちゃごちゃ言います。
ここでは国史大系全体ではなく、国史大系続日本紀に限定して、門外漢がごちゃごちゃ言っていこうと思います。
この、国史大系の続日本紀は、江戸時代から続く印刷出版続日本紀の決定版みたいなもの、だったのです。
写真やコピー機の無い時代ですから、本、書は全て手書きで写す、これが写本です。写本系統図はこちら→Sファイル蓬左文庫本続日本紀
江戸時代、水戸学が興ってくると、史書が木版印刷で出版されるようになります。 →wikipedia水戸学(みとがく) →Sファイル栗田寛
現代に繋がる大きな水戸学の先にあるのが、国史大系続日本紀であると、私は勝手に思っています・・・ (^_^;)
全部調べたわけじゃないので自信がないですが、私が調べたり読んだりした続日本紀とその研究書を見た感じではそう思います。
印刷出版続日本紀の最新版で、おそらく最終形になるのは、皇學館の續日本紀史料です。
最終形と申しますのは、今後はインターネットを活用した画像で、写本そのものを見れるようになると思うのです。
300年、400年のこういう大きな流れのなかに、島津久光公も居たわけですが、そのお話はこちら→Sファイルスピンオフ玉里島津家
黒板勝美は「続日本紀養老五年」の「記多真玉」について読みを付してませんが、「天平十七年」「□□真玉」は、「託陀真玉」としています。→「□□真玉」は「絁」をご覧ください