Sファイル「天平十七年□□真玉」と「陥」
狩谷棭斎が「證」字に至る過程が説明できそうなので書きます。
先に私が考えていたことを書きます。これは「北ノ間」という名字を知っていることが前提です。
この話はあまりしたくなかったです。最後に理由を書きます。
北田・西田・東田・南田、北村・西村・東村・南村、薩摩なら北郷・西郷・東郷・南郷など、このように、日本人の名字に方向名はよくあります。
「北ノ間」は「北ノ間」しかないんですよ・・・ (^_^;) 作ればあるのかもしれませんが・・・
「東ノ間」「西ノ間」「南ノ間」はありません。2016年で満43歳ですが、「方向+ノ間」は「北ノ間」しか聞いたことがありません。
歴史的な本や資料もかなり読んでますが、見たことないですね。「北ノ間」だけでも、かなりレアです。
「方向+ノ間」は「北ノ間」しかないという前提で、以下のように考えました。
「北ノ間(きたのま)」、これは地形だな、と。
「浜(はま)」、「山(やま)」、「野間(のま)」、「串間(くしま)」、「島(しま)」、「沼(ぬま)」などのように、倭国語や大和言葉ではないか? ※文章修整、沼追加
倭語や大和言葉とするなら、字面はどうでもよくて・・・ (^_^;) 強引ですが・・・
「きたのま」に意味があるわけです。
東、南、西はない・・・これは太陽の通り道です!「きたのま」は北天のことだろうと考えました。
北極星を中心とする反時計回りの北天には、北斗七星があります。
北辰(北斗七星)は柄杓(ひしゃく)に例えられるので、天皇祭祀四方拝が行われる場所の北側には、水に関する施設があるだろうと思いました。
お、お、恐ろしいと思いました・・・ (-_-;)y-~ なんちゅう名前や!と、我ながら・・・
自分の解釈があってるかどうかは知りませんが、研究できる人がいたら研究してもらいたいです。
一応、ひとつの可能性として示しました。書きたくなかった理由は、四方拝を引き合いに出してしまうからです。
では続日本紀天平十七年の「□□真玉」を見ていきましょう。タイトルにある通り、漢字「陥」で連想ゲームということになります。
父は海軍で25mm連装機銃射撃中に乗艦(推定、海防艇)が撃沈された経験を持ち、
薩摩のばあ様はNHKの連想ゲームという番組が好きでよく見てました。
その連想ゲームを見ていた時に、「せごどん人形」破壊事件が発生しました。そのお話はこちら→スピンオフ南洲神社
蓬左文庫本「続日本紀」の天平十七年四月です。 →蓬左文庫本続日本紀
問題の「□□真玉」。第一文字はよくわからんので、第二文字「こざと+色」を見ていきましょう。
片仮名「ク」の右側が短い漢字は、そんなにたくさんはありません。
「色」「急」「亀」「象」「負」「臽(かん)」「矦(こう)」「兔(うさぎ)」「角」「争」など。
「こざと」をプラスする漢字だと、「陥」「陷」「陒(けわしい)」
工事中
→リンク「諡法解」・漢風諡号
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